建設業でエンプロイアビリティは高まるの?
前回の記事では、転職において欠かせない「エンプロイアビリティ」についてご紹介しました。
>>セカンドキャリアを考える前に知っておきたい「エンプロイアビリティ」
雇われる力。
もーっと簡単に言うと、「つぶしが利くか」とも言えるかもしれません。
いや~!社会人としてスタートを切る前に知っておきたい概念!
私自身、この考えを知っていたら、キャリア選択が違ったなと思います。。
ただ給料のために働くのか、
将来のエンプロイアビリティを磨きつつ働くのか。
意識の違いが、大きな差になりますね!!
さて、今回の記事では、建設業におけるエンプロイアビリティについて考えてみたいと思います。
建設業のキャリア=スキル&経験+資格+人間力
建設業におけるエンプロイアビリティ。
元々、メーカーや商社で働いていた私としては、非常にわかりやすいと感じます。
メーカーでは自動車部品のバイヤーをやっていましたが、大手で働いているからと言って、「転職に有利」とは全く感じませんでした。
部品の値段の把握、設計や製造部門との折衝・・・
バイヤーとしての経験は積んだものの、転職するうえで武器となる力がついたかと言われると。。
非常にあやふやなキャリアパスだったと思います。
一方、建設業はわかりやすいと思います。
建設現場でのスキル&経験
建設現場でのキャリア。
ものを言うのは経験とスキルです。
作業補助から始まり、イチ作業員→現場を仕切る職長と実力をつけていく。
作業のスキルが高まる程、即戦力として見てもらえますし、
元請や他の施工会社との折衝ができるなら、さらにエンプロイアビリティが高まります。
どんな立場で、どんな経験を積んできたか
これが、建設業ならどこに行っても通じる実績となります。
わかりやすいですね~!!
建設業+αで使える資格
昔は見て、やって、覚えろ!という業界だったと聞きますが・・・
現在は「資格」を整備するのが当たり前になっています。
(現場で終了証の提示を求められることもしばしば)
荷物を吊り上げるのに必要な「玉掛け」
クレーンの運転に必要な「小型移動式クレーン」
高所での作業に使える「高所作業車」
アラヤ工業では、この辺りの資格は必須。
段階に応じて取得をしてもらいます。
(もちろん会社もちですよ!)
他にも、フォークリフトやアーク溶接の資格も必要です。
こうした資格は、一度取ると一生使えます。
履歴書にも書けるので、採用側からすると、非常に助かります。
資格を持っていることで、できる仕事の幅が広がり、活躍の場が増えるのです。
エンプロイアビリティとしては、非常にわかりやすいですね!!
何と言っても人間力
その人の能力を知るうえで、はっきり分かりやすいスキル&経験や資格。
意識的に磨き、身につけていけば、食うに困らない力になります。
この世から「建設物」が無くなることはありませんから、エンプロイアビリティとしては強いです。
とは言え、最終的に大切なのは人間力ですね!
人当たり、面倒見の良さ。
今風に言うと「コミュニケーション能力」。
人間力を高めておくと・・・
「おい!ウチに来て働かないか!?」と声がかかるのです。
北海道の建設業は狭い業界です。
実力があり、人間力があれば・・・
どこの会社にも評判の人材になれます。
もしも、自社に何かあっても、働く先には困らないんです。
う~ん、安心。
エンプロイアビリティとして、隙がありません。
ざっと建設業におけるエンプロイアビリティについてまとめてみました。
ポイントは、建設業はエンプロイアビリティを高めやすい!ということです。
特別な経験が無くても、成長する意欲さえあれば、将来につながる力を身につけられる建設業。
「急ぎの転職」を考える前に、建設業の可能性に目を向けてもらえたら嬉しいです!!